ジェットウォッシャーは早く買うべきだが、壊れやすい
歯周ポケットが治りました
定期検診で毎回、歯周ポケットが深いと歯医者に指摘されていました。そこで歯ブラシや糸ようじで丁寧に磨くようにしたら、今度は磨き過ぎで歯茎が後退しているとのこと。値段が高いので買うのを躊躇していたジェットウォッシャーを使うようにしたらやっと歯周ポケットが浅くなりました。
水流が弱くなった
ところがジェットウォッシャーを購入して1年経つと水の勢いが弱くなってきました。検索すると電池交換で治るとの情報があり交換することにしました。
電池はシェーバー用と共通です。少し前まで青色かオレンジのニッケル電池だったらしいのですが、最新版は白のリチウム電池です。
電池を交換したけれどやっぱりまだ弱い
真の原因は水の吸い上げ口のフィルタ詰まりでした。下は糸ゴミを途中まで取り除いた写真です。先にこれを直していたら電池を交換する必要は無かったかもしれません。
今度は充電できない
それから一ヶ月位は順調だったのですが、今度は充電を始めて数秒で充電ランプが消えるようになりました。電池交換のときに接触が悪くなったのかと思い、もう一度分解して内部の電池ボックスの接点の形を整えてから電池を入れ直しました。また、充電用のピンと充電器の接点が錆びていたので磨きました。これで一旦復活しました。
分解は下記の手順です。
- 底の部品をネジを外してから、Oリングを傷つけないように注意して外す
- 上部のキャップをドライバー等でこじて外す
- ノズルを取り外すときに押す小さなボタンを、抜けどめの爪を押さえながら外す
- 上の部品を止めている3本のネジを外す
- 上の部品をOリングを傷つけないように注意して外す
- 基板を上からゆっくりと抜き取る
電源ランプが付かない
一週間後にまた電源が入らなくなりました。再び開けてみると基板に水滴が付いています。前回組み立てのときも気を付けていたつもりなのですが、きちんと密閉できなかったようです。基板やICの端子部分をよく見ると水滴だけでなく何か灰色の粉が付着しています。専用の洗浄剤がすぐに手に入らなかったので代わりに車の水抜き剤で基板を洗浄しました。イソプロピルアルコール99%なのでまあ使えるかなと。ただしイソプロピルアルコール(IPA)は安全な液体ではないので、私の真似をされる場合は自己責任でお願いします。
ジャブ漬けで洗浄するのに基板に付いているポンプが邪魔なので外そうとしたのですがどうしても基板の中央が外れません。よく見ると電池の端子になる銅版がポンプに完全に固定されているようです。ポンプを外すのは諦めて綿棒で拭くようにしました。
基板をドライヤーでよく乾かしてから電池を入れると無事動きました。しかしこのまま組み立てるといつかまた水漏れしそうです。Oリングを新品に取り替えたいのですが、サイズがピッタリ合うものを揃えられるでしょうか。ネジ・充電端子用にはこんなものを買えばどれかが合いそうですが、、、
Oリングは再利用することにして、Oリングにグリスを塗り込みました。手持ちの鉱油系グリスはOリングに攻撃性を持つので使えないとわかり、新たにシリコングリスを購入しました。CPU用のグリスではなく、Oリングや水栓用のグリスです。
今回買ったのはこちらです。これをOリングに塗り込みましたが、摺動箇所に使うものだったのかシール用にはやや粘性が足りない気がします。
こちらの方が良かったかもしれません。
さらに基板上の見える場所にあるICを100均で買ったグルーガンを使ってグルーで覆いました。基板が外せなくて見えにくいところ、カバーに干渉する場所、放熱が気になる電源チップなどはそのままなので気休めです。また水が入り込んだときに乾かなくて余計にひどいことになるかもしれませんが、とりあえずこれで使ってみます。
こういう水濡れがありそうな場所で使う基板は製造段階で耐湿コーティングしておいて欲しいものですが、しないのはコストの問題でしょうか? それとも中途半端な対策は別の問題を引き起こすので筐体の防水に頼るのが正解なのかな?
(追記)再び敗北
数日後にまた水没しました。もう一度分解して基板を乾燥させます。
どこから浸水しているのか組み立てる前にもう一度よく見てみました。空気抜きのパイプと蓋の間が怪しそうです。紛失してしまったのか、元からなのか、Oリングがありません。
怪しい隙間が空いています。
その他のOリングもヘタっていてグリスを塗るだけでは心もとない気がしたので、シールテープで補強しました。この写真ではOリングの下にテープを巻いていますが、これだと各部品をはめ込んだときにリングがずれて縒れてしまったのでOリングの上からテープを一回だけ巻くようにやり直しています。これで直ればよいのだけど、、、
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