最近のロードバイクは高性能になったが整備が難しい
リアシフトケーブルの交換
2年前に買ったTrek Checkpoint ALR5のリアシフトケーブルを交換しました。他の車種ではケーブルが一旦BBの外に出ていることが多いのですが、ALR5ではレバーからディレイラーまでフレームに内装された一本のアウターケーブルが繋がっています。内装ケーブルを交換するときのセオリーに従ってまずインナーケーブルだけ交換し、次にインナーケーブルをガイドにしてアウターケーブルを交換しようとしました。しかしアウターケーブルが途中までしか入りません。サービスマニュアルを見るとボトムブラケットの辺りが怪しいです。

ボトムブラケットの取り外し
どうやってもアウターケーブルが入らないので専用工具を買ってボトムブラケットを外すことにしました。
外してみるとこんな感じです。BBを付け直すと、奥に見えるシェルとフレームの間の非常に狭い隙間でアウターケーブルが急角度に曲がっています。これでは外側からアウターケーブルを押し込んでも入っていかないわけです。

増えていく工具
最近のロードバイクはパーツ毎に各メーカーの専用工具が必要になっています。もうすぐブレーキフルードとチューブレスタイヤの交換時期ですが、初めての試みなのでまた一生のうちに数回しか使わない工具が増えそうです。
